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9月21日(火)晴れ

今日は、とても良い日でした。

今回の旅行でいちばん楽しみにしていた場所のひとつ、
ワイオミング州にある
デビルス・タワーに行ってきましたよ。

↓これがデビルス・タワーです。(クリックして大きくして見てね)
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平原に突然そびえ立っている
高さ260mの岩山です。

むかし、『未知との遭遇』という映画がありまして、
その感動的なラストシーンで
巨大な宇宙船がやってきた場所です。

宇宙人と地球人が
ドレミファソラシドの音階を使って
コミュニケーションをとるんだよ。

僕がずっとこの岩山に憧れていた理由は
『未知との遭遇』の映画に出てきたからではなく、

これが、火山岩頸(かざんがんけい)という地形だからです。

地下から、地上の火山に向ってマグマが上昇するとき、
マグマは地下にできたチューブのような割れ目を通って
上ってきます。

地下のマグマが冷えて固まると火山岩になりますが
これがとても硬くて丈夫なので、
のちに大地が隆起して
周囲の地層が風雨の浸食によって削られてしまっても
マグマが地上に上ってくる通り道で冷えて固まったこの火山岩だけは削られずに、
こうして浸食に耐えて岩のタワーとして今も残っているのです。

人間や動物の亡骸は
長い時間をかけて風雨にさらされると白骨化して
いちばん硬い骨の部分だけが最後まで残りますが、

火山も同じように、活動をやめてから何百万年、何千万年もたつと
その硬い骨組だけがこうして残るのです。
火山岩頸は、火山の『骨』が風雨の浸食に耐えて残っているものだと言えます。
ひとつの火山が生まれ消えてゆく、その最後の姿であります。

こうした地形は日本にもあって、
以前、群馬県の子持山に見に行ったことがありますけれど
デビルス・タワーは
地球上で最も立派な火山岩頸だと言ってマチガイないと思います。

デビルス・タワーの周りを一周する遊歩道があるので
歩きました。

↓これは、デビルス・タワーの遊歩道とサチコネエサンです。
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ここに来るのは
僕にとっては長年の夢でしたので、
この遊歩道を歩いている時間はほんとうに幸せでした。

僕は大学と大学院で地形学を専攻したのですが、
いちばん興味のある分野は火山地形でしたので
デビルスタワーは
究極的な憧れの場所のひとつでした。

お陰さまで、人生の夢がまた一つ叶いました。

パンフレットや地図には、一周1時間と書いてあるのですけれど、
それよりもだいぶ時間をかけて
しみじみと味わいながら歩きました(笑)。
写真もたくさん撮りました~。

デビルス・タワーの辺りには
↓プレーリードッグがたくさん住んでいます。
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草原に穴を掘って
そこに暮らしているんだよ。
そこらじゅうに、たくさんいました!!

ということで、
サウスダコタ州のラピッド・シティでの滞在は今日でおしまいです。

あしたは、また高速道路を一日じゅう走って
イエローストーン国立公園まで参ります。
あしたも気をつけて楽しく行きましょう!!
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