FC2ブログ

1月6日(日)晴れ

今夜も火星がよく見えます。
↓これは今日の夕暮れの富士山です。(クリックして大きくして見てね)
blogpic 077

雲も無くて素晴らしい夕暮れでした。

ところで、今日は日曜なのでラジオでした。
今年2008年に見られる天文現象の話をしていたら
1時間終わってしまいました(4曲かけたけど)。
しかも、半分は『来年』2009年の皆既日食の話でした(笑)。

気の早い話ですが
今年のラジオは、来年の、日本で見られる皆既日食の話を
ドンドンやっていこうと思います。

その理由は
できるだけ大勢の人に皆既日食を見て欲しいからです。
きっとNHKがハイビジョン生中継をやると思いますが
皆既日食ほど、
写真や映像と、実物のギャップがあるものは無いと思います。

皆既日食は来年2009年の7月22日に起こります。
見る場所にもよりますが、最大で6分半ほど
太陽が月に隠されます。

太陽が月に隠されて、また出てくる一連の光景は
『この世で最も美しい光景』と言われますが
僕もほんとうにそう思います。
僕は1995年のタイの皆既日食を見ました。

太陽が隠されると、
昼間なのに辺りが闇に包まれます。
真っ暗にはならないで、
地平線にそって360度、ぐるっと夕暮れのような赤い光に包まれます。
空には星が現れます。

その時の太陽は、
空に浮かぶ黒い瞳のようです。

黒い太陽の周りには
まるでヒマワリの花びらのような、
コロナという、淡い光が放射状に広がっています。

黒い空に、黒い太陽から広がるこのコロナの繊細な光は、
とてつもなく美しいです。
このコロナの光こそ、
写真や映像と、実物は全然違うなーと、いつも思います。
どんな素晴らしい写真や映像のコロナよりも、
実物は10000倍くらい美しいです。

そうこうしているうちに、
黒い太陽の一端がピカッと輝きます。
皆既日食が終わって、
太陽が再び姿を現す瞬間の光景は
『ダイヤモンドリング』と呼ばれます。

ダイヤモンドリングの光が
みるみる輝きを増して
太陽が現れてくる光景は
まさに、『神』を見る気分です。
僕は実際にそうでした。

月は本当に地球の周りを回っていることや、
この宇宙に万有引力というものがあるということが
理屈ではなく、直感で瞬間的に理解できます。
壮大な宇宙の秘密に、人間はその一瞬、触れるのであります。
(書いているうちに気分が高ぶってきました)。(笑)

皆既日食は、目で見るだけでなく
体じゅうの全ての感覚で感じるものです。

太陽が隠れる瞬間、
気温が下がって奇妙な風が吹くのが分かりますし、
鳥たちが騒ぎますし、
『世界が淡くなって消えてゆく』ような感覚を覚えます。

ぜひ、一人でも多くの人に
来年7月22日の皆既日食を体験して欲しいです。

『日本で見られる』といっても、
皆既日食が見られる場所はとても限られています。

いちばん条件が良いのは
鹿児島県のトカラ列島という島々です。
飛行機では行けないので、鹿児島港から船で行かないといけないそうです。
それに、小さな火山島で宿泊施設などが少ないので
世界中から日食を見にやってくる人々を受け入れるには
限界があるだろうと、言われています。

奄美大島の一部や屋久島の一部でも見られます。
ここならトカラ列島よりは行きやすいと思われますが
やっぱり大勢押し寄せると思いますので
宿や飛行機の予約などは、よほど早くから
やっておかないといけなさそうです。

でもまだ見る方法があります。
旅行会社がクルーズ船をチャーターして
『海上で日食を見るツアー』をいくつか行うと思われますので
それに参加するというのも手です。
これも、行こうと決心したらできるだけ早く申し込んだほうがいいです。

いちばん安くあげる方法としましては、
たぶん、『中国で見る』という裏ワザです。

実は、中国の上海などでも皆既日食が見られますので、
旅慣れた人なら
たとえば成田と上海の往復の飛行機の格安チケットを買って
現地では安宿を自分で探して滞在する、というのが
一番お金をかけずに皆既日食が見られる方法かも、しれません。
でも、きっとその時期の飛行機のチケットも
行くと決めたらできるだけ早く買ったほうがいいのではないかなーと
個人的には思っております。

そして、それだけ苦労して見にいったとしても
天気が悪かったら日食は見られないということもありうるのです。
これは、言ってみれば『賭け』みたいなものです。
でも僕は、これは本当に賭ける価値のあるものだと、思います。

だから、一年半前の今から
『来年の7月22日に皆既日食があるので、ぜひ皆さん見てください』
と言うのも、
あながち気が早すぎるということも
ないのではないかなーと思います。
スポンサーサイト