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3月27日(火)晴れ

先日のこの日記でも告知をさせていただきましたが、

明日の夜8時から、FM岩手というラジオで
僕たちが3月12日に岩手県の釜石東中学校で行った
コンサートなどの様子が放送されます。
これは、インターネットで世界中で聴けますので
もしお時間がありましたら聴いてみて頂けますと幸いです。

↓このサイトの『FM IWATE』という所をクリックすると
FM岩手の放送が聴けます。

http://fukkou.radiko.jp/

放送を聴いていただくと分かるのですが、
僕はコンサート中の演奏もトークも
ものすごく緊張してます。

なぜかというと、
このコンサートの直前に
僕たちは、学校の先生方やFM岩手のスタッフの方に
学校の校舎や
生徒さんたちが避難したときの道のりを案内して頂いているからです。

そこでほんとうにたくさん、
ひどいものを見たり、ひどい話を聞いたりしました。

いちばん強く感じたことは
震災からちょうど1年たったというのに、
震災当日の姿そのままで残っているものが
じつにたくさんあるということです。

小学校の3階の窓に自動車がまだ突き刺さっていて、
ふつうに考えたら
きわめて危険なのですぐに撤去するべきなのですが、
そんなことすら後回しにせざるを得ず
1年もそのままになっているわけです。

彼らの中学校は海辺にあるので
すぐ前が砂浜になっています。
そこには、大きなレストハウスの建物があるのですが
津波の直撃で大きく傾いて、中はすべて破壊されています。
それも、今もそのままです。

率直な気持ちとしましては、
震災から1年たってこんな状況では、
復興というのは、いったい何十年後になるのだろうか…。
という感じです。

彼らの中学校の校舎も案内して下さいました。
3階まで水没したので、3階の床にも海の泥が積もっています。

音楽室がありました。
2階なので、天井まで水に沈んだそうです。
グランドピアノが逆さになっていて、
ピアノのフタも外れて部屋の隅っこにありました。
音楽の先生は、積もった海の泥の中から
校歌などの貴重な楽譜を掘り出したそうです。

『生徒たちはここでCOSMOSや地球星歌を練習していたのですよ』
と先生が僕に言いました。

僕はほんとうに、
その音楽室や、
校舎の上から見渡す
何もなくなってしまった彼らの町に向かって
手を合わせて目を閉じて頭を垂れることしかできませんでした。

僕は震災の日、津波に襲われる町々をニュースの映像を見ていて
『ああ、あの中には、
 僕が作った歌を歌ってくれている子たちが
 いるのかもしれないな。
 いやきっと大勢いるんだろうな。』
と思いました。

ですので、本当はもっと早く
もっとたくさんいろんなことをするべきだったのですけれど
それはこれからやっていきたいと思っております。

僕の場合は
震災から1年たって、ようやく
自分にできるかもしれないことが少~~しだけ見えてきました。

というようなことがあり、
その直後にその生徒さんたちの前で
演奏して話をしなければならないという状況でしたので
やはり平常心で、というのは僕には無理でした。
生徒さんたちがみんなとても明るく元気に接してくれたので
だいぶ救われましたが。

こんな体験は生涯で二度と無いと思いますので
また今後は緊張しないように努めたいと思います。

ということで
明日もがんばりましょう!!
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