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5月24日(木)晴れ

何ヶ月か前の
月刊『星ナビ』誌の連載コラムにも書いたのですが、

僕たちには
アメリカのグランドキャニオンに住んでいる
友人がいます。
女性で、グランドキャニオンの空港で働いています。

いまから10年前の
2002年11月の『しし座流星群』の大出現のとき
サチコネエサンと僕は
グランドキャニオンの展望台でそれを見ていたのですが、
その時に彼女と流れ星の下で(笑)出会ったのです。

先日の金環日食は
僕たちが住んでいる日本だけでなく、
彼女が住んでいるグランドキャニオンなどアメリカ西部も金環帯に入っていたので
事前に
『こんなに離れた者どうしが同じ太陽のリングを見るなんて
 奇跡だ、運命だ! ぜひお互いに楽しみましょう』
と手紙を書いて送っていたのです。

ついでに祐太のお宮参りの写真とか
昨年登ったキリマンジャロの山頂の氷河の写真とかも同封して送りました。
あと、東日本大震災のこともどうしても書きたかったので書きました。

そうしたら、金環日食の当日に
彼女からメールをもらいました。

そのメールには、
『いま私はオレゴン州に引っ越して住んでいます。
 だからここでは金環日食を見ることができません。
 でも、たった今インターネットで
 日本のマウント・フジからの中継映像で金環日食を見たところです。
 ほんとうに、グロリアスでワンダフルでした。
 インターネットありがとう!! マウント・フジから中継してくれた人ありがとう!!
 それにしても、あなたからの手紙は
 奇跡的なタイミングで私に届きました。
 グランドキャニオンの家は引き払っていたので、
 郵便局がこのオレゴンの新居に転送してくれて
 まさに金環日食の直前に届きました!!』

とありました。

『直前』というのがいつなのか分かりませんが
手紙を送ったのは、確か1月か2月頃だったので
受取人が引っ越してしまって行き場を失った手紙が
アリゾナ州からオレゴン州まで
何ヶ月もかかって転送されたことになります。

僕にとっては
受取人が引っ越してしまったのに
転送して届けてくれたアメリカの郵便局の人ありがとう!!!
という感じであります(笑)。

僕のこれまでの経験では
海外から日本の友人知人に出した絵葉書が
届かずに行方不明になったということが
多々ありまして、
『外国の郵便システムって、なかなか日本のようにはチャンとしてないんだな~』
という印象を持っていたので

今回の件は
ほんとうに驚くとともに、感謝いたします。

彼女からのメールには
『今日は忙しいのでこのへんにしておきますが、
 改めて手紙を書きます。
 グランドキャニオンからオレゴンに引っ越した経緯は
 壮大なストーリーなのです』
とありました。

彼女がどんなにグランドキャニオンを愛していたか
僕たちは知っていますので
何か大きな理由があるのだと思います。

それよりも、
彼女が現在住んでいるというオレゴン州のその町は、
2017年8月21日に起こる、
いわゆる『アメリカ横断皆既日食』の
皆既日食が見られるエリアに入っているではないですか!!

2017年8月21日の皆既日食は
アメリカ合衆国の西海岸から東海岸までを横断する地域で
皆既日食が見られることになっているので
ものすごく大勢の人が見ることになりますし、
交通のアクセスが良いので、日本からも天文ファンがおおぜい見に行くと思います。

僕たちももちろん家族3人で行くつもりなのですが、
ここへきて急に
『オレゴン州の彼女を訪ねていって一緒に見たら楽しいだろうなあ…』
などと勝手な想像をするようになりました。

まあ、まだ5年も先のことなので
わかりませんんけどね。
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