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5月4日(土)晴れ

昨日のこのブログで
『大輪の花を咲かせて』っていう歌のことを書いたのですけれど、
書いているうちに
歌を作ったときのことをいろいろと思い出してしまいました。

この歌は、広大なヒマワリ畑を舞台にして
あばあちゃんと孫の男の子の物語を描いたものですが、
どこのヒマワリ畑かというと
なんとなく、スペインのアンダルシア地方を思い浮かべて歌を作りました。

この歌を作っていた頃は
ちょうど、スペイン語の勉強をがんばってやっていて
スペインという国に憧れていた時期なので
歌詞の一部(エンディングのリフレイン)をスペイン語で作詞をしました。

なにぶん独学で
本屋さんでテキストを買ってきて読んだり、
それに付録でついている会話CDを聴いたりしながら勉強していたので
文法的におかしなところもあるのではないかとも思いましたが
僕はあんまり、そういうことを気にしないのです(笑)。
そういうことを気にしていたら、日本語でも歌詞なんか書けないですからね(笑)。

でも、CDを買って下さった方の中に
この曲をとても気に入ってくれたという学生さんがいましてね。
彼女も大学の授業でスペイン語を習っていたそうなのですが
CDを何回も繰り返し聴いて
何と歌っているのかを聴き取って文字に書き起こして
それを大学のスペイン語の先生に見せて意味を教えてもらったのだそうです。

そうしたら先生は
『いちおうちゃんとした文法で、意味の通じる歌詞である』と
いってくださったそうです(笑)。
僕はその話をきいたときにホッとしましたよ。

この曲をリリースしたときには
スペイン語の歌詞の部分について
『何て歌っているのか』といろんな人に聞かれたりしましたが、
僕はあまり自分が作った歌について解説するのが得意ではないので
とくに深い意味もなくナイショにしてました。

でも、もうリリースしてから9年も経つので
もういいんじゃないかなーとも思います。

『大輪の花を咲かせて』のエンディングのリフレインの歌詞は
こう歌っています。

Girasol, girasol,
Las flores de su vida
Los recuerdos para siemple estaran viviendo.
Girasol, girasol,
en esta tierra, en nuestro corazon.

発音は、
ヒラソル、ヒラソル、
ラス・フローレス・デ・ス・ビダ
ロス・レクエルドス・パラ・シエンプレ・エスタラン・ビビエンド
ヒラソル、ヒラソル、
エン・エスタ・ティエラ、エン・ヌエストロ・コラソン

意味は、
『ひまわり、ひまわり、
 彼女の人生(または命)の花
 思い出はいつまでも生きつづける
 ひまわり、ひまわり、
 この大地に、私たちの心に』

という感じです。

僕は、スペイン語っていう言語がとても好きです。

日本語っていう言語や文化では
野球でいうなら
『ストライクゾーンからボールへ逃げてゆく変化球を投げる』
という感じの言い方が美徳とされますが、
(つまり、言いたいことを直接的には言わずに
 ヒントのようなことを並べて相手に悟ってもらおうとする)

スペイン語の世界ではそれとは正反対に
ストライクゾーンのド真ん中に時速160キロの剛速球を
ドンドン投げ込むような言い方や言い回しをします。
とっても直接的で情熱的で力強くて
それは日本語と正反対だと思います。

その一方で
日本語とスペイン語には
不思議な共通点があるような気がします。

それは『無常観』であります。

栄えているものもいつかは滅びる、
人間は誰もがいつかは必ず死ぬ、
そういう哲学が、両方に深くあるように思います。

日本語ではそれが『ワビサビ』の文化になるわけですが、
スペイン語では
『だからこそ、今という瞬間をせいいっぱい生きるのだ!』
という、あの独特の『情熱』に転化していっているような気がします。

まあ、分からないですけどね。

でも、一つの言語を勉強すると
コトバの勉強というだけでなく
いろんな事を知ったり感じたりできるので
僕は外国語の勉強をするのがとても好きです。

英語もポルトガル語も好きですし楽しいですけれど
スペイン語が僕には一番フィットする感じだなあと思います。
とにかく発音がすごくカンタンで日本人に向いているので
オススメでありますよ。

独学で数年勉強しただけでしたが、
じっさいに
南米のエクアドル・ペルー・ボリビア・チリ・アルゼンチンといった国々や
スペインのアンダルシア地方を旅行したときに
けっこう通じまして(笑)、
乗り物のキップを買ったり、宿を探したり、食堂で注文したり
出会った人と世間話をする程度には使えました。
日本人には向いている言語だと思います。
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