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6月19日(木)雨

今日はポルトガル教室の日でした。

きょうは、日本のユニークな文化のひとつ
『旧国名』の話になりました。

サンドラ先生が
『サガミって何?』とおっしゃるので、
『相模(さがみ)というのは、神奈川県のこの辺りの昔の呼び方です。
 この平塚市も相模の国ですよ。』
と答えました。

すると先生が
『なんで2種類の名前があるの』
というので、

『ノ・ジャポン・カダ・エスタド・テン・オノーミ・アンチーゴ、
 エ・ウザモス・イッソス・フレクエンテメンテ。
 (日本の全ての都道府県は、こんにち使われている県名とは別に
  古い時代の昔の国名というのがあって、現代でも頻繁に使われます)』
と答えました。

ところがサンドラ先生はよく分からないという顔をして
『それは不思議ね。ブラジルにはそういうのは無いわね。
 なんで2種類あるの。それにどうして古い名前を今も使うの。』
と言いました。

それを聞いて僕は
う~ん確かにどうして古い名前を今も使うのだろうか、
21世紀の最先端のスカイツリーの高さを
旧国名の『武蔵』にちなんで634mにするなんていう発想は
不思議といえば不思議だ、と思いました。

で、何か答えなくてはと思い
『旧国名は単なる地名ではなくて、
 歴史や伝統や地域文化を感じられる独特の風情があるのです。
 たとえば『長野県』という名前は単なる行政区画ですが、
 『信濃』や『信州』という名前を聞くと
 僕たちは美しい山々の風景や、名物の食べ物や、歴史的な町並みなんかを
 イメージするのです。
 これはきっと日本人が共有しているイメージで、
 だからこそ観光産業や農業などで地域性を強調したい時には
 あえて都道府県名ではなく旧国名を前面に出すケースが多いです』
と言っておきました~。

まあ、このくらい長い文章になると
後半は日本語がかなり混ざってくるんですけどね(笑)。

英語で外国の人と話すときもそうなのですが、
日本語の『風情(ふぜい)』っていう言葉は
どういうふうに説明したらいいんだろうかと、いつも思います。
僕はいつも、『アチモスフェーラ(雰囲気)』という言葉を使っていますが。
もっと良い言葉があるような気がします。
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