FC2ブログ

10月16日(水)台風一過

昨日の
夕方から夜にかけては
テレビのニュースでアンパンマンの映像がたくさん流れました。

それを見て祐太は
最初のうちは
『アンパンマン! アンパンマン!』と言いながら
嬉々として見ていたのですが

やはりニュースキャスターさんたちの
表情や話し方から
何かを感じとったようで
『あれ、なにか変だな…』という顔をしていました。

それで僕は
『祐太、きょう
 アンパンマンのお父さんが亡くなっちゃったんだってさ。
 残念だなあ。悲しいなあ。
 アンパンマンはきっと今ごろガッカリしているぞ。
 次にテレビでアンパンマンに会ったら
 今度は君が元気づけてあげるんだぞ』
と言いました。

まだ2歳になったばかりで
やっと言葉を少しずつ覚え始めたくらいですから、
人の死というものを理解できるわけがないだろうと思いましたが
とりあえずそう言っておきました。

そうしたら
夜中の3時頃に
祐太がものすごく悲痛な声で
『アンパンマァ~~~~ン』と寝言を言っていました(笑)。

台風直撃で眠れずにいたサチコネエサンも聞いていて
『いまアンパンマンって言った!!』と驚いていました。

寝言にしては
聞いているこっちが泣けてしまうくらい
悲しい言い方でした。

たぶん祐太は
夢の中でアンパンマンに会ったのだと思います。
で、いつもと様子が違うアンパンマンに
彼なりに言葉をかけたのだと思います。

やなせたかし先生の生前のインタビューが
ニュースでも流れていましたが

アンパンマンを発表した当初は
評論家たちにに酷評されたそうですね。

『腹の減った人のところにアンパンが飛んで行って
 自分の顔を食わせるとは…』
ということだそうです。
子どもにこんな話が理解できるわけがないと。

でも、やなせたかしさんは続けてこう言ってました。

『2歳や3歳の小さな子どもたちが理解者だった。
 彼らこそが、僕をここまでにしてくれたんだ。』

僕は思うのですけれど、
芸術作品というのは
『分かる人』から『分かる人』への暗号のようなものです。

分かる人には説明しなくたって分かるし、
分からない人には説明したって分からない
というものだと思います。

やなせたかしさんと2歳や3歳の子どもだけには分かるが
不幸な大人には分からないということが
あるのでしょうね。
アンパンマンはその領域に存在しているのだと思います。

ちなみに、
子どもというのは日々成長していて
ほぼ毎日が
『今日は初めて○○ができた!』という記念日なのですけれど

今日は、祐太が
生まれて初めてピアノの弾き語りをやった日でした。

前からピアノはよく弾いていて
最近は右手と左手が別々に動くようになって
けっこうサマになってきているのですけれど

今日は
ピアノを両手で弾きながら
『あ、あ、アンパンマーン』と主題歌を歌っていました。

僕はそれを見て、けっこう
『スゲー』と思いました(笑)。

毎度、親バカ日誌におつきあいいただき恐縮でございます。
スポンサーサイト