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6月25日(水)曇り時々雨

日本はコロンビアに負けてしまって
ワールドカップが終わってしまいましたが、
今日の試合は日本らしさが出て本当に良かったと思います。
また4年後を期待しています。

今日、テレビで
コロンビアの選手のプレーや
観客席を埋め尽くすサポーターを見ていたら

ふと
『コロンビアに行ってみたいなあ』と
思いました。

僕たちは今から7年前に
新婚旅行で5ヶ月かけて
世界のいろんな国を巡る旅に出たのですけれど

その時はコロンビアを『パス』しました。

コロンビアの隣のエクアドルから旅を始めて
ペルー、ボリビア、チリ、アルゼンチンと回りました。

当時のコロンビアというと、イメージされるものは
『麻薬』、『マフィア』、『ゲリラ』、『強盗』、『誘拐』
という感じで
『世界一治安の悪い国』として
とにかく旅人たちには本当に恐れられていました。

ワールドカップでオウンゴールをやってしまった選手が
本国に帰ってからファンに殺害されてしまったという
衝撃的な事件のことも知っていました。

軟弱トラベラーの僕たちは
『コロンビアにだけは絶対行かない』という心構えで
旅に出ました。

旅のスタートになった
エクアドルの、グアヤキルという町で
街を観光していたら
高校生くらいの10人くらいの女の子たちと知り合いになりまして
町を見下ろす展望台のある公園でしばらく話をしました。

彼女たちは日本人の僕たちに
とても興味をもったようで、
日本のことを質問されたり、それから
僕たちのこれからの旅の予定も細かく聞かれました。

『これからペルーやボリビアに行くよ』と説明すると
『コロンビアは行かないの? 隣なのに』と言うので
『コロンビアは怖いから行かない』と答えたら

一人の女の子が
『そうだね、コロンビアは、危ないからね』と言いながら
手を拳銃の形にして、自分の頭を撃つゼスチャーをしました。

僕は内心
『その冗談、笑えないよ』と思いました。

エクアドルから国境を越えてペルーに入ったとき
日本人の旅行者と出会いました。
南米には何年も放浪している世捨て人みたいな旅人が多くて
日本人もイッパイいるんだよ。

その日本人の青年は、
『コロンビアから来たんだけど
 乗っていたバスが事故って大ケガをしたんだ。
 しばらく療養していたけど良くなってきたので旅を再開したのさ』
と言っていました。

僕は、コロンビアという国に行った日本人に会うのが初めてだったので
『よく無事に旅ができましたねえ。』
なんて言ってしまったのですけれど、

彼は真顔になって、
『いや、コロンビアの治安は、みんなが言うほど悪くない。
 とくに人々がみんな優しくて親切で、すごく良い国だった。
 たとえばバスに乗ったりすると、
 周りの人たちが僕に行き先を聞いてくれて、
 運転手や周囲の乗客に
 「みんな、この日本人は○○まで行きたいそうだ、着いたら教えてやってくれ」
 と伝えてからバスを降りていくんだ。
 目的地につくと周りのみんなが
 「着いたぞ、ここだろ、降りろ」と教えてくれるんだ。
 すべてがそんな感じだ。
 あんなに人々が優しくて親切で温かい国は他に無い。
 僕は、あの国がなぜこんなに悪く言われているのか理解できない。
 コロンビアを敵視しているアノ大国の陰謀じゃないのだろうか』
と言っていました。

それを聞いたときに、
僕は、自分は何にも知らないで勝手なイメージを持っていたのだなあ…
なんて思ったものです。

それが7年前の話ですが、
今はコロンビアの治安もだいぶ良くなったのだと
テレビで言っていました。

『治安』って、とっても漠然とした言葉ですが
けっこうわずかな期間のあいだに
劇的に良くなったり悪くなったりしますね。
一時期のイメージに縛られてしまうのは、良くないかもしれませんです。

今日の試合の選手やサポーターを見ていて
僕にはコロンビアがとても魅力的な国に映りました。
もし、いま旅に出るのだったら
『ぜひ行ってみたいなあ』という気持ちになるのではないかと思います。
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