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10月16日(金)雨

明日は岩手県の花巻市立若葉小学校の
創立50周年の記念講演会で
演奏したりお話したりさせていただくのですが、

その会場になる
『花巻市文化会館』というのがですね、

あの『銀河鉄道の夜』で有名な
宮沢賢治さんが地質学を教えていた
花巻農学校の跡地なのだそうですよ。

文化会館のホームページにも
文化会館とそのとなりの公園が
農学校の跡地に作られたと書いてあります。

宮沢賢治さんは
一般的には『童話作家』と言われますが
天文学や音楽にもひじょうに詳しく
とくに地質学については、学校の先生として教えるくらいの
スペシャリストでした。

彼の作品のなかには
岩石や鉱物や地形などを擬人化したお話が
いくつかあります。

岩石や鉱物や火山などの科学的な特徴を
登場人物の性格やキャラクターに転化しているので
ちょっとでも地質学をやった人間からすると
とっても面白く、魅力的なお話になっています。

『楢ノ木大学士の野宿』という、
地質学者が山の中で野宿をして
いろんな夢を見る話があるのですけれど、
そういう意味で、この作品は
ほんとうにスゴイと思います。

ということで、
その宮沢賢治さんが
地球について、宇宙について
生徒さんたちに教えていた場所に立ち
お話したり演奏したりさせていただくと思うと
感慨深い気持ちになります。

町並みは当時とすっかり変わっていますが、
山や川や空は
きっと宮沢賢治さんが見たのと同じ風景を
見られると思いますからね。

そういえば先日、4歳の息子が
『銀河鉄道の夜』の本を見つけて
『ぎんがてつどう』って何?
と聞くので

本に載っている宮沢賢治さんの写真を見せて、

『祐太、このおじちゃんが、
 むかし星空を眺めていたら
 汽車が星空に昇ってゆくのが見えたんだって。
 この本は、そのときのことを書いたお話だ。
 お父さんは、この人は
 ほんとうに汽車が星空を走るのを見たと思うぞ。
 君もそのうち読めよ』
と言っておきました~。
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