8月14日(月)曇り

一週間後の8月21日(月)に、
アメリカで皆既日食が見られます。

今回の皆既日食は
 ●日本からのアクセスが良いので比較的ラクに安く見に行ける
 ●夏休みの時期である
 ●これを逃すと次は南米や南極など行きにくい場所のものが続く
などの理由から
日本からも本当に大勢の天文ファンが見に行きます。

僕の友人知人もおおぜい見に行くので
ぜひ8月21日(日本時間では22日の未明)はアメリカは全国的に晴れて
みんな見られるといいなあと思います。

皆既日食というのは
本当に神秘的で荘厳で美しくてダイナミックで感動的な現象です。
『地球上で見られるもっとも美しい光景』とも言われ
人生を変えるほどのインパクトがあるので
ぜひ皆さまにも一生に一度はご覧いただきたいものです。

たった数分間の現象ですが
その数分間のためにわざわざ遠い外国まで行く価値は
じゅうぶんにあります。
僕も何年も前から今回のアメリカ日食を家族で見に行きたいなーと思っていましたが
いろいろとあって断念しました~(悲)。

皆既日食とは何かというのを一言で言うと、

『昼間の空に出ている太陽が月に隠されるので
 辺りは真っ暗になり、空に星たちが現れる』

というものです。

僕は、皆既日食というのは
『神との遭遇』であり、『神様の壮大な手品』だと思っています。

神様がですね、
青空というカーテンを一瞬にして取り払って
たった数分間だけ僕たちに宇宙の本当の姿を見せてくれるわけです。

太陽が完全に月に隠される瞬間の
青空から星空への一瞬の転換は
ほんとうにスゴイです。

その瞬間に、人間は宇宙のさまざまな真理を
理屈ではなく感覚で一瞬にして理解します。
ほんとうに地球は太陽の周りをまわっていることや
ほんとうに月は地球の周りをまわっていることや
ほんとうに宇宙には重力という見えない力が存在することや…。

昼間の空に星が見えないのは太陽がまぶしいからにすぎず、
ほんとうは昼間も空に星が出ていることや…。

むかし、ある人から僕は
『古代の人々は太陽には翼があると信じていた』
という話を聞いたことがあります。

皆既日食の最中に
真っ黒になった太陽(ほんとうは太陽の手前に重なっている月が
黒く見えているのですが)の周りに、
ヒマワリの花びらのような
放射状の繊細な光が広がっているのが見えます。
コロナと言って、太陽の大気が見えているのです。

これを見た古代の人々は
『太陽には翼があるのだ!
 あの翼があるから太陽は空を飛べるのだ!
 その翼はふだんは太陽が眩しいために見ることはできないが、
 皆既日食で太陽の本体が月に隠されたときにだけ見えるのだ!』
と考えた、というお話です。

しかしながら、その後いろいろな天文の本を読んでも
このような話が書かれているのを見たことはないので
この話が本当なのかどうかは僕には分かりません。

ただ実際に、古代エジプトをはじめとする
古代文明の遺跡のレリーフには
太陽の両側に翼が生えているデザイン(有翼日輪という)が
たくさん知られています。

僕はこれまで皆既日食を見たことが2回あります。

1995年10月24日の皆既日食をタイで
2009年7月22日の皆既日食を小笠原諸島沖の船の上で
見ました。

どちらも、人生で最高の体験の一つでございます。

来週のアメリカの次は、
2019年に南米、2020年に南米、2021年に南極と続きまして
なかなか日本から行くのは大変そうです。

1~2年に一度は起こるのですが
皆既日食は見られる地域が非常に狭く限られているので
そこへ見に行くのが大変なのですね。

とはいっても、
僕もチャンスがあればまた見たいですし、
子どもたちにも見せたいので
中長期的に(笑)、いろいろと考えています。

狙っているのは、
2024年にまたアメリカやメキシコで見られる皆既日食があるので
そのときにもし生きててお金があったら見に行きたいです。

日本では、2035年9月2日に
能登半島→富山県→新潟県南部→長野県北部→群馬県→栃木県→茨城県
というゾーンで見られる皆既日食が起こりますので

5歳の息子には
『お前さんが23歳になったときに日本で皆既日食があるから
 必ず見に行きなさい』と日頃から言っております。

まあでも、来週のアメリカの皆既日食は
ぜひ天気に恵まれて
多くの方が見られるとよいなあと思います。

ちなみに、2009年の皆既日食を小笠原諸島沖に見に行ったときの旅行記が
↓こちらにあります。
http://aqumari.com/journey/aqumari/14/14.html
お時間がありましたらぜひクリックしてご覧くださいね!!
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