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2月9日(土)雪

今日はとっても寒くて
平塚でも雪が舞いました。

ところでこの前、
なるほどなーと思うことがありました。

先日、友人ご一家がウチに遊びに来てくれたのですけれど
ウチの5歳の娘がピアノで『こぎつねこんこん』を弾いていたら
友人の小学生のお嬢さんも『こぎつねこんこん』を弾いたのですね。

で、ウチの娘はピアノ教室で習っているとおりに
『ソラシドレッレ、ミドソミレ~』と弾いたのですが
友人のお嬢さんは
『ドレミファソッソ、ラファドラソ~』と弾いていたわけです。

そうしたら、友人ご一家が帰った後で、娘が
『かえでちゃんがね、こぎつねこんこんを、ちがう音で弾いたんだよ』
と言いました。
とても印象に残ったという感じの話しぶりでした。

僕は娘に向かって
『そうだな。お前さんが弾いたのはト長調で
 かえでネエサンが弾いてたのはハ長調だったな。
 同じメロディでも、いろんな調で弾くことができるのだ。』
と言っておきました。

そうしたら数日後に、娘がピアノで
『ドレミファソッソ、ラファドラソ』とハ長調で弾いて
『パパ、かえでちゃんは、このチョウチョで弾いてたんだよ』と言いました。

『かえでネエサンが弾いたのを見て覚えていて、それを弾いたのか?』
と聞いたら
『そうだよ』
と答えました。

僕は、これは
5歳の娘が音楽の『調性』という概念を理解した瞬間だと思いました。
なるほどな~、こうやって人間は新しい概念を理解してゆくのだなあと
ちょっと感動しました。

7歳の息子には、やはり彼が5歳くらいのときに
僕自身が調性や和音(コード)についてじかに教えたので、
今では知っているメロディをいろんな調に移調して弾いて遊んだりしていますが、

娘は誰の説明も受けず
『かえでちゃんが鍵盤上で自分とは違う音を弾いていて
 違う高さの音が出ているが
 メロディーの音形そのものは同じである』
という不可思議な現象を自分の観察によって発見し、
そのナゾを自分で理解して、自分でもやってみて、弾いたわけです。

人間というのは誰もがそうやって
観察したことを不思議に思い、仕組みを考察して、真似てみて
いろんなことを理解したりできるようになったりしていくわけですが、

その『瞬間』を目の前で見ることができるというのは
親としては非常に興味深いものです。
子どものそういう過程を目の当たりにするたびに
人間というものがどうやっていろいろなことができるようになっていくのか、を
垣間見ることができ、なるほどなーと思います。
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