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12月2日(火)晴れ

先日、東京の八王子で
沖縄料理のお店で飲み会があった話を書きましたが、

そのときのメンバーは
大学のときの同級生や先輩たちでした。

僕が通った大学は
法政大学の地理学科というところでした。
地理という学問はとても分野が広くて、
歴史や産業や民俗学のようなことを研究する人たちや(そういうのを人文地理学といいます)、
河川の水質とか、気候気象とか、
地質学みたいなことを研究する人たちとかいました
(そういうのを自然地理学といいます)。

僕は、地形学というのを専攻しまして、
活断層をテーマに卒業論文を書きました。

神奈川県内の、ある活断層を調べまして
地層を調べたり、古い記録から地震の記録を調べたりしまして
その活断層がどのくらいの周期で動いているのか、とか、
次はいつごろ動くのか、とか分かるわけです。

僕がテーマにしたその活断層は、
だいたい数万年くらいに一度動いて地震を起こすという活動周期の長いもので、
前回は1000年くらい昔に活動してしまっているので
もう当分は活動しないだろう、というケツロンが出たわけです。
ものすごく要約するとそんな感じです。

地理学科のクラスメイトにはいろんな人がいましたが、
旅好きというか、放浪癖のある人がとても多かったです。

大学の夏休みや春休みは2ヶ月以上ありますから、
たいていのクラスメイトは長い旅行にでかけていました。
行き先にも傾向があって、
日本だったら北海道とか、沖縄の離島とか小笠原諸島とか、
海外だったらアジアの秘境と言われているようなところが多かったです。
変わった人たちも多かったですが、
話を聞いていると本当に面白かったです。

先日、10年ぶりくらいに会った同級生や先輩たちは
大学院で一緒だった人たちなので
研究者になったり、先生や講師になっている人が多かったです。
みんな立派な肩書きで、スゴイナーと思いました。
音楽なんかやっているのは僕だけでした。

たまに、
『大学院まで行って自然地理学を勉強したのに、
 ぜんぜん関係ない音楽なんか仕事にして
 ずいぶん学歴をムダにしてるねえ』
なんて言われたりするのですが、
僕は大学で勉強したことは、音楽を作るときにすごーく役立ってます。
というよりも、学問をとおして得た感動や観点こそが
僕にとっては歌を作る動機になっている気がします。

地形学とか地質学っていうのは本当に素晴らしい学問で、
勉強するとですね、
初めて訪れる場所であっても、いろんな手がかりから
その山や谷や崖や湖が
どのくらい昔に、どんなふうにできたのかが、だいたい分かります。

それは、地球と話ができるということだと、僕は思っています。
ほんとうに楽しいですよ!

これから大学を受験する人で
どんな学科にしようか迷っている人がいましたら
地理や地質は個人的にはとてもオススメです。
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