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1月5日(月)晴れ

↓これは、
 昨年の兵庫県明石市でのクリスマスコンサートのついでに訪れた
 湊川神社の写真です。(クリックして大きくして見てね)
akasikobe+078_convert_20090105234903.jpg
湊川神社は、神戸市の、神戸駅のすぐとなりにあります。
泊まったホテルの近所だったので、行ってみました。

この湊川神社という所は
以前からぜひ訪れたいと思っていたので
今回行くことができて、とても良かったです。

湊川(みなとがわ)っていう地名は
じつは神戸市内のどこにあるのか知らなかったのですが
鎌倉時代の終わりに『湊川の戦い』という合戦が起こった場所として
知っていました。

足利尊氏と、楠木正成が戦って
足利のほうが勝ったんだよ。
そこから足利の時代が始まったと言っていいと思います。

負けた楠木正成は戦場を逃れてこの湊川神社のある場所まで来て
ここで自害して亡くなったそうです。
↓楠木正成さんのお墓が神社の敷地の中にありました。
akasikobe+058_convert_20090105234804.jpg
僕は、歴史の中でも
鎌倉時代の終わり頃の時代にとても興味を持っています。

後醍醐天皇とか、足利尊氏とか、楠木正成とか、新田義貞とか、高師直とかの
時代です。
違う価値観が真正面から対立した時代なので
争いが絶えない時代でしたが

戦乱の世の中で
登場人物の誰もが個性的で、主張が鮮明で、なにより行動力があって情熱的で
21世紀の僕たちが学ぶべき点が、それぞれにあると思います。

とくに楠木正成(くすのきまさしげ)という人は
とても頭の良い人だったと思います。

いなかの、ほとんど無名の武将だったのに、
『私が鎌倉幕府を倒して見せます』って言ったんだよ。
アリが象に戦いを挑むようなもので
普通に考えたらゼッタイに勝てるわけないんだけど、
勝ってしまった!!
鎌倉幕府は滅んで、後醍醐天皇の『建武の新政』という
新しい時代が始まりました。

楠木正成の、鎌倉幕府を倒す作戦というのが凄くて
『勝つ必要は無い。負けなければいい。そうすれば勝手に幕府は滅びる』
というものでした。

自分が反乱を起こせば、鎌倉幕府が大軍を送って自分をやっつけに
来るだろうということは
当然予測していました。

世の中の人たちは、あんな弱小の反乱軍は
すぐに全滅させられるだろうと思うはずです。

でも、楠木正成は、自分の地元の深い山の中に
幕府の大軍をおびきよせて
いろんな奇襲をかけたりしながら
ひたすら粘ったわけです。
幕府軍は、いつまでたっても反乱軍を鎮圧することができず
時間だけが過ぎていきました。

すると、全国の人たちが
『あんな弱小の反乱軍をいつまでもやっつけることができないなんて、
 幕府って、本当は弱いんじゃないの????』
と思い始めたわけですね。

幕府に不満を持っていた各地の有力な武将たちは
『あんな弱そうなヤツが幕府と互角に戦っているということは、
 オレタチが挙兵すれば、もしかして幕府をやっつけられるんじゃないか??』
と、立ち上がりました。

これも全て、
最初から楠木正成さんが描いたシナリオだったというわけです。
彼の凄いところは
アリが象に勝つ方法を考えて、実際にやってしまったということだと思います。
これは、今日の僕たちの生活や人生にも
とても参考になる方法論だと思います。

僕は以前、
奈良県で演奏のオシゴトがあったときに
その楠木正成が幕府軍と戦ったという千早城に行ったことがあります。
車で県境を越えて、大阪府の千早赤坂村まで行きました。

とんでもなく険しい山の尾根にあって
『こんな場所での戦いだったら、明らかに地元の地理を熟知しているほうが
 有利だろうな~』なんて思いました。

などと長々書いてしまいましたが
近ごろは実家から歴史の本を持ってきて
寝る前に読み返しております。
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