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5月24日(日)雨

今日は、日曜なのでラジオでした。

星のコーナーは、いよいよ2ヶ月後にせまった
今度の日食の話をしましたよ。

今年の7月22日には日食が起こります。
中国の長江沿岸や鹿児島県の一部の島々では
太陽がぜんぶ隠される皆既日食になりますが
それ以外の地域でも
日本中で部分日食が見られます。

日食の時に、太陽がどのくらい欠けるのかは
『食分』という数字で表します。

皆既日食のとき
太陽が全部隠されてしまう状態が『1』で、
なんにも欠けていない普通の太陽が『0』です。

地元の湘南地方では、7月22日の日食の最大の食分は『0.77』くらいです。
太陽の直径の8割近くまで月が食い込んできますので
まるで三日月のような形になった太陽が見られます。

もちろん皆既帯に近い南の方へ行くほど
太陽が深く欠けます。

天文年鑑には、日本各地の食分が載っています。

たとえば、
札幌が0.51、仙台が0.66、東京が0.75、
大阪が0.82、福岡が0.90、鹿児島が0.96
などです。

よく、『太陽が半分くらい欠けると空が暗くなるの??』
と聞かれることが多いのですが、

太陽が半分欠けても、まったく暗くなりません。
7割くらい欠けても、ぜんぜん暗くなりません。
9割以上欠けると、『あ、なんか薄暗くなってきた』と感じます。

これは、日食というのは
太陽がゆっくりと欠けてゆくので、
人間の目や脳がその変化にしっかりと順応してゆくためです。

実際には暗くなっているはずなのですが、
人間には『暗くなった』とは、ほとんど感じないということです。

僕たちが子供の頃は、
『日食の時は、色のついた透明な下敷きや、ススをつけたガラスを通して見ると
 眩しい太陽が見やすくなる』と言われ、
みんなそうやって見たわけですが、

今は、それは『やってはいけないこと』とされています。
そういう方法では、
見た目には太陽が減光されて眩しくなくなるのですが
目に有害な紫外線などはそのまま通してしまうので
目を傷めたり、将来、重大な目の病気になってしまったりする危険性が
あるからなのだそうです。

日食を観察するときには
ちゃんと有害な光線をカットするものを使わないといけません。

そういうグッズは、望遠鏡メーカーなんかが作って
インターネットでも売っていますので
ぜひ、ちゃんとしたものを買って安全に見てくださいね!!

『日食めがね』とか『日食グラス』という言葉で検索すると
いろいろ出てきますよ。
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