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11月30日(月)曇り

今日の晩ご飯は、お鍋でした。
今シーズン初めてです。
昨日あたりからグッと寒くなりましたからねえ。

白菜とかネギとか、シイタケやシメジやエノキや
お豆腐や鶏肉ダンゴを入れました。
たいへん美味しかったです!!

ということで、今日もチュニジアの写真を載せます。

↓これは、カルタゴ遺跡です(クリックして大きくして見てね)。
今回の旅行で、最も楽しみにしていたメインの場所です。
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カルタゴっていうのは、
いまから2800年くらい昔に
フェニキア人という民族が建設した都市の遺跡です。

強大な軍事力を持っていたので
地中海のほとんどの地域を支配して
北アフリカ一帯だけでなくスペイン、シチリア島なども支配下に置いていました。

そして、紀元前3世紀
勢力を増してきたローマとの間に
地中海の覇権を賭けた戦争が起こります。
世に言う、ポエニ戦争です。

ポエニ戦争のハイライトは、
カルタゴの武将ハンニバルが
象の大軍を連れてイタリアに攻め入る第2次ポエニ戦争です。

カルタゴからイタリアまでは
地中海を渡ればすぐですが、
ハンニバルは象の大軍を連れて、スペインからフランスに入り、
フランスからアルプス山脈を越えてイタリアに攻め入りました。

破竹の勢いで
ローマを『あと一歩』というところまで追い詰めますが、
ローマのほうにもスキピオというヒーロー武将が現れまして、
逆転負けてしまいました。
そしてカルタゴは滅亡し、ローマの植民地になっていきます。

ハンニバルの物語は、
ローマの歴史の中でも最も人々を引き付ける部分です。

豊かな教養と知性、冷静な判断力と、意表をつく戦術、
配下の兵士から慕われる人徳に、敵からも尊敬される勇敢さ。
そして、連戦連勝を重ねながら、最後には敗者になったこと。

ハンニバルに似た人を日本の歴史でさがすとしたら、
源義経と西郷隆盛を足した感じだと思います。

僕はいつか、
ハンニバルと同じルートでアルプス山脈を越えてみたい
なんて思っています。
(ルートには3つくらいの説があってはっきりしないのですが、
だいたいでいいです)

このカルタゴの遺跡に立ったときにですね、
ああ、ハンニバルもこの風景を見たんだ、と思いました。

2000年以上たっていますから
風景はすっかり変わってしまっていますが、
チュニス湾の対岸に連なる特徴的な形の山々や、
地中海の青さや
空の色は変わっていないはずです。

ちょうど西日が傾いて
涼やかな風が吹いていました。

自分がいま、ハンニバルと同じ風に吹かれ、
同じ海を見ていると思ったら
ほんとうに感激しました。

チュニジア旅行でいちばん良かった場所は、
やはり、ここです。
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